千葉大学大学院医学研究院先端応用外科学-食道胃腸外科・乳腺甲状腺外科・移植外科-Department of frontier surgery,Graduate school of medicine, Chiba University

診療のご案内-食道疾患-

 食道癌

○食道癌とは
 食道癌は60歳台の男性に多く見られる病気で、日本では毎年 15,000人の方が食道癌にかかっています。原因として強い酒、タバコ、熱い飲食物などが考えられています。刺激物を好んで飲む人に多い傾向があります。現在日本では、毎年90万人の人がいろいろな原因でおなくなりになります。その死亡原因はこの20年間癌が第一位です。毎年30万人が癌でお亡くなりになっています。食道癌は男性の死亡原因の第6位です。素沖に治療すれば完治しますが、進行癌では治療効果が悪く、無症状のうちに発見する事が必要です。
 
○食道癌になりやすい人
 (1)50歳以上の男性、(2)喫煙者や大量飲酒者、(3)頭頚部癌になった方、(4)バレット食道や腐食性食道炎、食道アカラシアなどの食道の病気になられた方、以上のいずれかに該当する方は食道癌になりやすいので定期的な検査が必要です。

○食道癌の症状
 食道癌の初期は多くの場合無症状ですが、食道がしみるような感じや胸がチクチクする感じを自覚することがあります。その後は食事がつかえる、体重が減る、背中の痛み、咳が出る、声がかすれるなどの症状を認めるようになります。

○検査が必要です
 食道に少しでも違和感がある方は是非検査を受けてください。とくに、食道癌になりやすい方におすすめします。食道癌は一般的には難しい病気ですが、少しでも早く発見し適切な治療を行えば、十分に治癒する確率はあるのです。特に近年、内視鏡的粘膜切除の技術が進歩し、癌が粘膜にとどまっていれば内視鏡的に根治が可能です。